セルフメディケーション
セルフメディケーションとは
「自分自身の健康に責任をもち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」 (WHOによる定義)
セルフメディケーションのメリット
- 毎日の健康管理の習慣が身につく
- 医療や薬の知識が身につく
- 疾患により、医療機関で受診する手間と時間が省かれる
- 通院が減ることで、国民医療費の増加を防ぐ
セルフメディケーションって何をするの?
セルフメディケーションとは、「自分自身で健康管理をすること」です。
- 健康診断を受け、家庭でも体重・体脂肪・血圧測定をして、自分の体調をチェックしましょう。
- バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠等、規則正しい生活で自然治癒力をアップさせましょう。
- アロマテラピー、ハーブ、サプリメント・健康食品などを生活に取り入れて不調改善しましょう。
市販薬(一般医薬品)の利用
- かぜ気味、頭が痛い、軽いケガなどの日頃よくある症状は市販薬を上手に活用しましょう。
- わからないときの自己判断は禁物。必ず薬剤師にご相談ください。
- 正しい用法用量を守りましょう。不適切な利用は症状の悪化を招く恐れがあります。
※持病のある方は主治医・専門家にご相談ください。
セルフメディケーション税制
セルフメディケーション税制とは
セルフメディケーション税制とは、対象となるOTC医薬品を購入した際に、その購入金額が世帯合計で1年間に一定金額を超えるとき、その超える部分について上限内で所得控除ができる制度です。紙または電子で申請書を記入し、翌年の確定申告で申請できます。
制度の対象となる人は?
対象者は「健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人」とされています。
その具体的な内容として、申告対象となる1年間(1月~12月)に、特定健康診査(メタボ健診)、予防接種、定期健康診断(事業主健診)、健康診査、がん検診のいずれかを受けているかつ、医療費控除を受けていない方です。
医療費控除の特例であり、従来の医療費控除制度との併用はできないので注意が必要です。
その具体的な内容として、申告対象となる1年間(1月~12月)に、特定健康診査(メタボ健診)、予防接種、定期健康診断(事業主健診)、健康診査、がん検診のいずれかを受けているかつ、医療費控除を受けていない方です。
医療費控除の特例であり、従来の医療費控除制度との併用はできないので注意が必要です。
対象になる医薬品
全ての医薬品が対象となるわけではなく、スイッチOTC医薬品のみが対象となります。
スイッチOTC医薬品とは、一般用医薬品もしくは要指導医薬品のうち医療用医薬品から市販薬へ転用されたお薬のことをいいます。医師が処方するお薬ではなく、ドラッグストアや薬局で処方箋無しで購入できるよう転用された医薬品のことです。
また、対象商品の一部は「セルフメディケーション税控除対象」というマークでも識別できます。
申請方法
スイッチOTC医薬品購入時のレシートは確定申告の時必要なので、必ず保管しておきましょう。
国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作成し、税務署に提出してください。パソコンやスマホでも申請できます。詳しくは国税庁のホームページをご参照ください。
国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作成し、税務署に提出してください。パソコンやスマホでも申請できます。詳しくは国税庁のホームページをご参照ください。