こどものおやつ
おやつが大切な理由
こどもは活動量も多く、体がぐんぐん成長するので多くの栄養を必要とします。
しかし胃が小さく消化機能も未熟なため年齢によっては3回の食事だけでは十分な量を食べることができません。そのため不足している栄養を補うおやつが必要です。
また、おやつは子どもが好きな形に工夫しやすく、食事より手軽に食べられるため「食べることは楽しい」と教える絶好のチャンスです。おやつで食べ物に対する意欲や好奇心を育ててあげましょう。
しかし胃が小さく消化機能も未熟なため年齢によっては3回の食事だけでは十分な量を食べることができません。そのため不足している栄養を補うおやつが必要です。
また、おやつは子どもが好きな形に工夫しやすく、食事より手軽に食べられるため「食べることは楽しい」と教える絶好のチャンスです。おやつで食べ物に対する意欲や好奇心を育ててあげましょう。
どのくらいあげればいい?
0歳児
離乳食とミルクでしっかり栄養をとりましょう。おやつを与える場合は離乳食がしっかり食べられるようになってからお楽しみ程度に少しだけあげましょう。
1~2歳児
回数:午前・午後の1日2回。例えば午前10時と午後3時など、食事の2~3時間前に与えることが望ましいです。
量:1日のエネルギー必要量の15~20%(90~200kcal)
量:1日のエネルギー必要量の15~20%(90~200kcal)
3~5歳児
回数:午後の1日1回
量:1日のエネルギー必要量の10~15%(125~195kcal)
量:1日のエネルギー必要量の10~15%(125~195kcal)
何をあげたらいいの?
3回の食事で不足しがちな栄養素を含んだ食品を取り入れましょう。不足しがちな栄養とは炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラル類、鉄やカルシウムなどです。満足感があって消化が良く次の食事の妨げにならないものがよいでしょう。
組み合わせの例
できれば必要な栄養がしっかりとれるおやつにしたいところですが、好き嫌いもあるでしょう。あまり神経質ならずに、お菓子やジュースなどと上手に組み合わせておやつを楽しめる工夫をしましょう。
避けたほうがよいもの
スナック菓子・砂糖の多いお菓子や飲み物は肥満、虫歯などの原因になるのでできるだけ与えないことが望ましいです。またコーヒー、コーラ、炭酸飲料、アルコールを含むお菓子など刺激の強いものは避けましょう。
またしっかり歯磨きができるようになる3歳ごろまでは虫歯を予防するためにも砂糖がたくさん入ったお菓子には気を付けましょう。
またしっかり歯磨きができるようになる3歳ごろまでは虫歯を予防するためにも砂糖がたくさん入ったお菓子には気を付けましょう。
夕食の前にお腹が空いた!と言われたときは?
できれば空腹のまま夕食を迎えたいところですがどうしてもお腹が空いてしまった時は甘いお菓子やジュースは避けましょう。またその分夕食のご飯は減らすなど、おかずをしっかりと食べてもらえるように工夫をしましょう。