株式会社フォーラル

ひかりちゃん学級

Hikari chan's Class

虫刺され

夏の暑くて肌の露出も増える季節になると増える虫さされ。
一時期、外来生物のヒアリなども話題になりましたが、虫に刺されないようにするための予防や刺された後の対応についてご紹介します。

原因となる虫

たくさんありますが、代表的なものは下記です。

血を吸う虫

蚊・アブ・ ノミ・ ダニ

刺す虫

蜂・ ヒアリ

咬む虫

クモ・ムカデ

予防法

外出時、レジャー時は肌の露出を避ける。

蚊取り線香
虫除け剤
アロマオイル(3歳以上):レモングラス、ユーカリ、シトロネラ、ゼラニウム

アロマスプレーのつくり方

精油・・・20滴
無水エタノール・・・5mL
水・・・95mL

無水エタノールに精油を入れてよく混ぜ、水を加える。

香水やヘアスプレーは野外レジャーの時には避ける

ヒアリ

野外作業時にプラスチック製手袋をつける
ベビーパウダーを靴やズボンに振りかける(登ってこないようにする)
サンダルを外に置きっぱなしにしない
駆除:熱湯、殺虫剤(液剤の方がおすすめ)

虫除け剤の代表であるディートの注意事項

子ども:顔には使用しない
生後6ヶ月未満の乳児:使用しない
2歳未満の幼児:1日1回まで
2歳以上12歳未満の小児:1日1~3回まで

症状

即時型反応:刺されてすぐに出現する発赤、かゆみなど。数時間でよくなる。
遅延型反応:刺されて1~2日で出現する発赤、かゆみ、水ぶくれなど。数日~1週間でよくなる。

発赤、かゆみなど
(蚊が原因となる感染症もあるので、刺されないように予防することが大切!)

蜂・ヒアリ

激しい痛み(蜂)・水疱状の腫れ(ヒアリ) → 2回目以降:強い発赤、腫れ、アナフィラキシーショック

アナフィラキシーショックとは

30分~1時間で意識消失や血圧低下などを生じて、死に至ることも!

対応

患部を良く洗う
できれば患部を冷やす
医薬品の塗布(炎症を抑えるステロイド、かゆみを抑える抗ヒスタミン薬など)
かゆみのひどい場合は抗ヒスタミン薬の飲み薬が処方されることもある
ラベンダーやティートリーのアロマ湿布

アロマ湿布のつくり方

水500mLに精油を1滴たらしてよく混ぜ、タオルを浸して肌につける

肌への刺激が弱く、炎症を抑え、跡を残さずきれいに治せます

蜂やヒアリに刺されたら、医療機関を受診してください!
20-30分安静にする
悪化しない→ゆっくり受診
悪化→近くの病院へすぐに受診
蕁麻疹、腹痛、気分不良→救急車
2回目以降に刺された場合はアナフィラキシーショックの可能性があるので、もし刺されたときはエピネフリンという注射を自分でします。

アンモニアをかけたり、口で毒を吸ってはダメです!!!