とびひ(伝染性膿痂疹)
接触によってうつり、飛び火してあっと言う間に広がるため“とびひ”と言われます。
原因菌
- ブドウ球菌
- 溶連菌
鼻には菌がいっぱい!?
鼻孔の入り口にはたくさんの細菌が常在しているので、幼児・小児が鼻を触ると、鼻の周囲からとびひが始まったり、その手でひっかくことでとびひになってしまう可能性があります。
肌トラブルに要注意!
- あせも
- 虫刺され
- 湿疹
- 転んだ傷
肌トラブルからの二次感染
皮膚を清潔に保ち、肌トラブルを防ぎましょう。あせも・虫刺され・湿疹などができたところを、掻き毟ってしまったりして傷になってしまうと二次感染で広がってしまいます。転んでできた傷口なども要注意です。
予防するには?
- 爪を短く切る
- 指を鼻に入れない
- 皮膚を清潔に保つ
- 浸出液に触らない
接触することでうつります
お子さんは勿論大人でもまれにうつる可能性があります。特に高齢者は肌のバリア機能が弱まっているため注意が必要です。
お風呂は入っても大丈夫ですが、家族間でうつらないように、とびひの子が最後に入るようにしましょう。
お風呂は入っても大丈夫ですが、家族間でうつらないように、とびひの子が最後に入るようにしましょう。
プールや幼稚園・学校は行ってもいい?
他の人にうつす可能性があるのでプールは治るまで避けましょう。
幼稚園・学校の出席停止期間等は定められていませんが、うつさないように患部を覆いましょう。
幼稚園・学校の出席停止期間等は定められていませんが、うつさないように患部を覆いましょう。
皮膚の状態や、原因菌の種類によっては、重症化したり、全身症状が出る可能性もあります。病院でしっかり診てもらうようにしましょう。
細菌感染なので、免疫などはできません。何回でもかかる可能性があるので、しっかり予防するようにしましょう。
参考:日本皮膚科学会HP